“ Life Is Too Shor To Limit Your Vision ”
視界が広がりクリアになれば、人生は長く楽しくなるものだ
ソンブーン・チャウワナゴーソン(愛称ボビ)を知っているだろうか。
ハイエンド(最高級)レンズの技術者として、世界的に認められている男だ。
彼は AIA キャプタル・センターにある ISOPTIK(アイソプティック)の経営者でもある。
タイや東南アジアでは、彼の店が最先端のアイケアを提供していると言っても過言ではない。
ボビの仕事ぶりは情熱的だ。
そして彼は、自信を持ってこう語る。
「 ISOPTIK は、世界で最も優れたハイエンド眼鏡店です」
眼鏡にかける情熱の裏には、ひとつの理由があった。
ボビは、眼鏡店を営んでいた父サワンさんの 6 番目の息子として生まれ、少年時代から自然に父の仕事に魅かれていったという。
クリアな視界を取り戻して笑う、多くの人を目の前で見てきたからである。
しかし、もうひとつ理由がある。それは悲しい思い出だ。
幼い頃、ボビの祖母が視力を失っていき最後には失明した。
そして光を取り戻すことなく、この世を去った。
このときの記憶が、ずっと彼の心に刻み込まれているのだ。
これが、アイケアのスペシャリストになろうと彼に決心させたもうひとつの理由である。
祖母との別れから数十年の歳月が流れた。
そして今、ボビは少年の頃の夢を叶えた。
ニックネームのボビは どのようにして 誕生したのでしょう
ボビ(以下B):普段タイ人はニックネームで互いを呼び合います。私の場合、最初のニックネームはBobieでした。タイ人の人々はボビーと発音します。
若い頃のデートの話です。自分のニックネームを伝えるたび、どの子の答えも決まって「まぁ、かわいい。わたしの犬と一緒の名前ね」でした(笑)。
犬と一緒にされたくなかったので、Bobii(ボビ)に変えました。今では、みんなからボビと呼ばれます。前より発音が短くなりましたが、私は好きですね。タイ人にとっては日本語のように聞こえ、タイではオシャレなイメージになるからです。
ハイエンド(最高級)眼鏡の特長って何ですか?
B:まず ISOPTIK(アイソプティック)は 40 年の歴史を持つ高級眼鏡店です。父サワンから受け継いだ私は 2 代目。尊大な言い方に聞こえたらごめんなさい。我々は他の眼鏡店より、値段が高くて高級な眼鏡を売っています。
「あなたの作ってくれた眼鏡は安くはないけど、値段に見合った価値は十二分にあるよ」とユーザーの方に良く言われます。このときほど嬉しく感じることはありません。今では、口コミでのお客様が増えており、嬉しい限りです。
評判の眼鏡店という噂を聞き、目の不自由な方がわずかな希望をもって来店されたこともありました。しかし悲しいかな、盲目の方のお役には立てませんと。とても残念なのですが…。
そういえば昔、あるお客様が私の父に「サワンさんが亡くなったら私はどうしたらいいんだい? あなたの眼鏡は他の誰も作れないだろう?」と尋ねました。父は私を指さしたのです。あのときの父の信頼を、絶対に裏切れないように私は努力しているのです。
ISOPTIK の最先端レンズは どうですか?
B:何年か前、最先端レンズを知る人など、ほんの一握りでした。もちろん作るのが難しく今より高価だったからです。あるとき、50 歳の方のために作ったハイエンド眼鏡は、その人の視界、そして人生まで劇的に変えました。新しい眼鏡をかけた途端、お客様の顔に満面の笑みが浮かびました。今でも忘れられません。私は、他の人たちにも同じ感動を与えたいと強く感じました。
そして何年にもわたり、様々なレンズ技術の向上に励んだのです。これには自負があります。だから今、最新鋭の技術を駆使するタイでナンバーワンのレンズ取扱店になれたと思います。
最先端レンズは、多焦点レンズです。40 歳以上の方々に、そして 100 歳になる方にだって、完璧な視界を提供できます。たとえば、あなたのご両親、お祖父さま、お祖母さま、さらに年配の方にも、若い時代の完璧な視界をよみがえらせることが可能です。
家族全員の写真。右端が父親、左端が母親だ。ボビは、左から 2 人目の少年。兄弟は父親側から年齢順に立っている。
アイケアの技術を 秘密にすることなく 研修を積極的にするのは?
B:私は 20 年間に及ぶ研究で、革新的なアイケア専門家になれました。今では、ヨーロッパの会社からもアドバイスを求められます。APC(Advance Progressive Addition Lenses Training Shanghai)で、世界中の生徒を前に講演も行い、昨年はタイや中国の検眼士のトレーニングもしています。アセアンの国々からもレクチャーの依頼があります。私はできる限り、それらをお受けしようと考えています。
ご存知でしょうか? 世界には、目の悪い人が約30億人もいます。彼らにはアイケアの新しい技術が必要なのです。視力がよりよくなれば、仕事は順調になり、暮らしも豊かになることでしょう。
しかし、私ひとりでは、すべての人をケアすることなどできません。自分が会得した技術を若い人たちに伝えたいのです。それが私の使命と考えています。
ISOPTIK は 他の眼鏡店と どう違いますか?
B:40 年間、最高の商品を販売してきた点です。同時に日々の技術革新も怠りません。それが我々の特長であり自信なのです。
眼科医による先進的なデジタル 3D 検眼もできます。私が開発した専門的で独自なアイケアもあります。お客様となっていただいたドイツ人やフランス人のように、日本の方々、タイの方々にも私達の眼鏡を知ってほしいのです。
あなたのモットー 「視界を制限するには人生は短すぎる」 について教えてください
B:なぜ安い眼鏡では視界が制限されるのでしょう。私はお客様にいつもこう話しています。
「人生は短い。長くてもたったの 100 年です」だからこそ、より良い能力で世界を見る必要があるでしょう。私達のモットーは、「視界を制限するには人生は短すぎる」です。私達はお客様の視界に敬意を示し、世界で最も良い技術を提供しているのです。
視力に問題があり困っている人にとって、ハイエンド眼鏡は(視界の)天国への切符のようなものです。あるお客様からこう聞きました。
「初めて店に来たとき、なんて高いんだと思った。でも、ここで作った眼鏡をかけた後、私の人生は新しくなった」と。
写真下/右が普通のレンズで見た視界、左がハイエンドレンズの視界
10 万バーツの ハイエンド眼鏡について 全てのお客様に話を?
B:はい。私達は高くないモノから高品質のものまで、すべての商品をお客様に見てもらいます。年齢や外見でお客様の判断はせず、全てのオプションをご説明します。
その後で、皆様自身に決めていただきます。私はアドバイスするだけですが、10 万バーツの眼鏡を購入する方が多いのは事実です。安くて悪いものより、やはり高くてもハイエンドな眼鏡が、結果的にお得だからでしょう。
ハイエンドレンズの 成功の秘訣は 何ですか?
B:理論と実践的な知識があったからでしょう。そして最も重要なのは、世界でベストなレンズを得たことです。
店ではお客様に素敵なものを見つけていただき、私達はそのケアをしているだけです。販売というより、会話しているようなものです。
多くの人が私をアグレッシブゆえ成功したと思っていますが、何をすべきかをただ信じてきただけです。
リッチなファミリーの ご出身のようですが ボビのビジネス哲学とは?
B:「人生は素晴らしい。視界は人生である」これが私の信条です。私の人生哲学と密接な関係があります。できるだけ多くの人にクリアで完璧な視界を提供したいのです。
完璧な視界を元とおりにするには、10 代頃の目に戻らなければいけません。だからこそハイエンド眼鏡のメリットを皆さんに知っていただきたい。
品質の良さは全てに勝ると思います。良い眼鏡は悪い眼鏡を駆逐するはずです。お客様はベストのクオリティを期待し、私は期待に応えてベストなものを提供するだけです。
しかし良いものは少しコストがかかります。満足した生活を送るためには完璧な視界が不可欠です。それをお届けしようと全力を尽くしています。お客様との信頼が構築できれば、私は目標を達成したことになるのです。
ビル・ゲイツに 訪米を依頼されたら どうします
B:ISOPTIK は、世界にひとつだけです。たとえビル・ゲイツが私の眼鏡を欲しいと思っても、お店に来てもらわなくてはならないでしょう。
ベストな眼鏡が欲しい方は、いくらお金持ちの方でも ISOPTIK に来てください。ビルの眼鏡を作るために、アメリカへは行けません。しかし、もし彼がこのお店をジェット機で運ぶくらいのお金を支払ってくれるのなら、考えるかもしれませんけど(笑)。
街角で売られている 眼鏡について どんな意見でしょう
B:はっきり言って好きではないですね。目にダメージを与えるものも売られているからです。同じレンズでは、遠くと近くのものを見ることは不可能。近くのもの、遠くのものを見るたびに眼鏡をはずさなければなりません。
それは歳を重ねるごとに目へのダメージとして蓄積し目の劣化を早めます。目から入った光をイメージに変えるのは脳なのです。だから悪い眼鏡では、目にダメージを与えるだけでなく脳の視力センサーまでも影響を受けるのです。
そういうわけでから、眼鏡を買うことはとっても大切なことです。だから、家族や愛するどなたかと一緒に決めたほうが良いでしょう。
何によって 特別な眼鏡を 作るのですか?
B:ISOPTIK では、多数のハイエンドブランドのレンズと高級フレームを揃えています。これらは世界の人気のブランドのため、価格はもちろん安くはありません。
デザイン性に優れフィット感が良いものを私が自らの目と手で確かめ、選んだのです。正しいフレームとのコンビネーションは、眼鏡には欠かせないことだからです。お客様に合ったフレームと特別に輸入しているハイエンドレンズのセットなら、「かけ心地がよく完璧な視界」をお約束できます。
私は高精度でハイテクなドイツのローデンストックのレンズしか使いません。この会社のレンズは品質が完璧です。異なった距離でも、すぐ目に対応してくれる優れもので視界は常に良好なのです。
自身のベストで以って お客様に接するという フィロソフィー
B:私の夢は、誕生から最後に目を閉じるまでの間、人々の目のお世話をすることです。それもベストの技術、品質で以って。
生まれたときから目のケアができたら、視力を失う子供もいなくなるはずです。より多くの人にクリアな光を感じてもらいたいのです。視力のトラブルは早めに発見できれば、より解決がたやすいですし。
後進へのトレーニング、そしてローデンストックの最新鋭レンズのメリットを知ってもらうため、ISOPTIK 協会を設立しました。生徒と検眼士に定期セミナーと授業を行い、国際会議で講演も行っています。
私の目標は、最初のステップの 2 年間で ISOPTIK を世界の最先端眼鏡センターにすることです。世界中の人たちに、「ハイエンドの最新眼鏡がこおこにある」ということを、知ってもらうことなのです。
日本の皆様のご来店、お待ちしています。私のベストをお試しください。